伊藤あおいが世界9位パオリーニに逆転勝利、トップ10プレーヤーに初挑戦で金星ゲット [WTAモントリオール]

写真は伊藤あおい(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/7月27日~8月7日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、伊藤あおい(SBC メディカルグループ)が1セットダウンから巻き返して第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を2-6 7-5 7-6(5)で倒す金星を挙げた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、パオリーニはこの試合が初戦だった。1ゲームしかキープできずに第1セットを落とした伊藤は1-4から挽回した末に第2セットを取り返し、4度に渡って先行しながらその都度ブレークバックされて突入した第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間27分で競り勝った。

 同大会に初めて出場した21歳の伊藤は、第11シードで臨んだ予選を勝ち抜き本戦入り。32ドローで1試合に勝てば本戦に勝ち進める今回の予選では、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-4 5-7 6-0で破っていた。

 両者は今回が初顔合わせ。伊藤が世界ランク50位以内の選手とプレーしたのは5度目(3勝2敗)だったが、トップ10プレーヤー(9位)と対決したのはこれが初めてだった。

 今大会での伊藤は1回戦で同じ予選勝者のケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-2 2-6 6-2で破り、本戦白星白星デビューを飾っていた。

 番狂わせを演じた伊藤は次のラウンドで、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)と対戦する。ボウサス マネイロは2回戦で、第26シードのアシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-4 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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