セレナ対エリナ戦について、エリナのボーイフレンドであるモンフィスの考え [USオープン]
アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)で、元世界1位で第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はわずか44分で勝った準々決勝でまったく無敵であるように見えた。
それゆえガエル・モンフィス(フランス)は、ガールフレンドである第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が厳しい相手、厳しい観客に直目するだろうことを承知しているが、それでも彼女には木曜日の夜に行われる大一番のための準備ができていると信じている。
「彼女には失うものは何もない」とモンフィスはコメントした。
「彼女はセレナのことをよく知っている。観客が自分に敵対するだろうことも知っている」
ウインブルドン準決勝で最終的に優勝者となったシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れていたスビトリーナは、2大会連続となるグランドスラム大会準決勝に駒を進めた。
セレナはグランドスラムで「23」のタイトルを獲得している選手であり、火曜日にはワン・チャン(中国)を6-1 6-0で圧倒。その試合を見る限りでは、もうひとつタイトルを獲得し得る有力候補であるように見える。
2016年リオデジャネイロ五輪でセレナを倒しているスビトリーナにとってのカギは、セレナが勢いあるスタートを切るのを阻むことだとモンフィスは考えていた。
「出だしに罠がある試合となるだろう…双方にとってね」とモンフィスは言い、「もしセレナがスローなスタートを切ったなら、エリナはそのチャンスをつかみにいくはずだ」と分析する。
第13シードのモンフィスは水曜日の男子シングルス準々決勝で第5セットのタイブレークにもつれ込んだ死闘の末、6-3 3-6 2-6 6-3 6-7(5)で第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗れ、カップルで準決勝進出者となることができなかった。
(APライター◎ブライアン・マホニー/構成◎テニスマガジン)
※トップ写真はガールフレンドのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)の試合を観戦するガエル・モンフィス(フランス/中央)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MAENJU)
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