サバレンカが3時間を超えるバトルの末にラドゥカヌに競り勝ち4回戦へ「回復する時間が必要」 [シンシナティ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第30シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に7-6(3) 4-6 7-6(5)で競り勝ちベスト16進出を決めた。

 一進一退の第1セットをタイブレークの末に先取したサバレンカは3-3からサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、すべてサービスキープでふたたび突入した第3セットのタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントで8本目のサービスエースを決めて3時間9分の激闘に終止符を打った。

「この難しい試合を乗り越えることができてうれしい。明日が休養日になればいいと思っている。凄いバトルだったから回復する時間が必要だわ」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「勢いに乗ることがすべてだった。最後はリスクを冒し、クレイジーなショットを打ってネットに出た。大胆にプレーしたゲームが彼女(ラドゥカヌ)に大きなプレッシャーをかけたのだと思う」

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 6-1で破って勝ち上がったジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第6シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第12シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第28シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)が16強入りを決めた。

 シード対決では第25シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)が右手首のケガを理由にシフィオンテクに対する3回戦を棄権したほか、ルバキナが第19シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に4-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめ、カリンスカヤは第5シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を7-5 6-4で退けた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではシフィオンテクがシルステアと、キーズがルバキナと、アレクサンドロワはカリンスカヤと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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