アトマンの進撃を阻止したシナーが24歳のバースデー勝利で大会連覇に王手「彼は凄い潜在能力を秘めている」 [シンシナティ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が予選勝者のテレンス・アトマン(フランス)を7-6(4) 6-2で退け大会連覇に王手をかけた。

 自分のサービスゲームで一度もピンチに直面しなかったシナーはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セットで2度ブレークに成功して1時間26分で勝利を決めた。

 24歳の誕生日を勝利で飾ったシナーは先月のウインブルドンで4度目のグランドスラム制覇を果たしており、連勝を「12」に伸ばした。

「本当に厳しいチャレンジだった。まったく新しい相手との対戦は常に難しいけど、大会の終盤に彼(アトマン)のような選手と対戦するのは尚更大変だ」とシナーは試合後に語った。

「かなり慎重にプレーする必要があるとわかっていたし、心構えはできていた。コートでの状況にうまく対応できたと思う。彼は第1セットで信じられないほどサービスがよかった。彼は凄い潜在能力を秘めているし、この大会でそれを証明したと思う」

 ディフェンディング・チャンピオンのシナーは今季5度目の決勝で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-4 6-3で破って勝ち上がった第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles