2年連続ベスト4止まりだったシフィオンテクがルバキナを倒して初の決勝進出「激しくて質の高いプレーができた」 [シンシナティ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を7-5 6-3で倒して大会初優勝に王手をかけた。

 3-5から5ゲームを連取して第1セットを先取したシフィオンテクは第2セットでも4-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間38分で勝利を決めた。

 第2セット2-5で15-40のピンチを凌いでキープしたルバキナは続くレシーブゲームでも0-30までリードしたが、シフィオンテクがそこから最後の4ポイントを連取して試合を締めくくった。

 同大会に7年連続出場となる24歳のシフィオンテクは2023年と24年にも準決勝に進出したが、いずれも敗れていた。

「厳しい試合だった。序盤はかなりクレイジーだった。お互いに凄くスピードのあるプレーをしたからセカンドボールに追いつけないこともあった」とシフィオンテクは試合を振り返った。

「激しくて質の高いプレーができていたし、今回のパフォーマンスには本当に満足している。今は調子がいいし、何も変えるつもりはないわ」

 シフィオンテクは今季3度目の決勝で、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-7(2) 6-3で破って勝ち上がった第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)がグオ・ハンユー(中国)/アレクサンドラ・パノワ(ロシア)を6-4 6-3で退け今季2勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ/右)とエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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