右脛の疲労骨折から復帰のコルダがマイクシャクに逆転勝利で8強入り「自分の順番を待っていた」 [ウィンストンセーラム・オープン]

写真はセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月17~23日/賞金総額79万8335ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第11シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)がカミル・マイクシャク(ポーランド)に6-7(3) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

 試合を通して直面した6度のブレークポイントをすべてセーブしたコルダはタイブレークの末に第1セットを落としたが、続く2セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って2時間8分で勝利を決めた。

 右脛の疲労骨折で戦線を離脱していた25歳のコルダは、3回戦で敗れた5月のフレンチ・オープン以来となる復帰戦に臨んでいる。

「アップダウンのある試合だったから、僕は我慢して自分の順番を待っていた」とコルダは試合後に語った。

「彼(マイクシャク)が素晴らしいテニスをしていたから、少しでもレベルが落ちてこないか様子を見ていたんだ。幸運にも(初めてブレークした)第2セット第2ゲームでしっかりとしたプレーができ、そこから調子がよくなっていったよ」

 コルダは次のラウンドで、第3シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-3 6-1で破って勝ち上がった第13シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第9シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)、第12シードのジャウメ・ムナール(スペイン)、ハマド・メジェドビッチ(セルビア)、ブ・ユンチャオケテ(中国)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 ディフェンディング・チャンピオンで第5シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と第8シードのアレクサンドル・ミュレー(フランス)がシード対決でいずれも下位の選手に敗れ、第4シードのガブリエル・ディアロ(カナダ)&第10シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)&第14シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はシードダウンを喫した。

 準々決勝ではエムペシ ペリカールがメジェドビッチと、ムナールがフチョビッチと、ブはファン デ ザンツフープと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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