2023年のジュニア部門優勝者フォンセカがグランドスラム4大会連続本戦白星デビュー「初戦はいつも少し緊張する」 [USオープン]

写真はジョアン・フォンセカ(ブラジル)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、19歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)がミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を7-6(3) 7-6(5) 6-3で退け本戦白星デビューを飾った。

 2023年にジュニアの部でチャンピオンに輝いたフォンセカは翌年の同大会で一般の部に初挑戦したが、予選決勝でエリオット・スピッツィリ(アメリカ)に6-7(8) 7-6(5) 4-6で敗れていた。

 最初の2セットで先行されながらも追いついたフォンセカは2つのタイブレークを制し、第3セット2-3から最後の4ゲームを連取して2時間26分で勝利を決めた。

 1月のオーストラリアン・オープンで初めてグランドスラム本戦の舞台に立ったフォンセカは1回戦で一度もセットを落とさず4連勝を飾り、マッチ6勝目を挙げた。

「初戦はいつも少し緊張する。序盤は早めにブレークされてしまったけど、何とか追いついてタイブレークでは本当にいいプレーをしてレベルを引き上げることができた」とフォンセカは試合後の記者会見で語った。

「今日の試合で一番重要だったのは、大事なポイントでいいプレーができたことだと思う。相手が攻めてきたときに自分もレベルを上げることができたから、そこが今日のポジティブなところだ。前向きな姿勢と次のポイントに集中するというメンタリティが本当に重要だった」

 フォンセカは次のラウンドで、前日にルカ・ナルディ(イタリア)を6-3 6-1 6-1で破って勝ち上がった第21シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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