ムチョバが激闘の末にシルステアを退け3回戦へ「最初から最後までクレイジーな試合だった」 [USオープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第11シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)がソラナ・シルステア(ルーマニア)に7-6(0) 6-7(3) 6-4で競り勝ちベスト32に進出した。

 一進一退の展開でタイブレークの末にセットを分け合ったあと第3セットで2-0と先行したムチョバは4-1と突き放すチャンスを逃したあとの第6ゲームでブレークバックを許したが、直後にふたたびリードを奪うと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをしっかりキープして2時間55分で勝利を決めた。

 35歳のシルステアは予選から出場した前週のクリーブランドで2021年4月以来のツアー3勝目を挙げていたが、連勝は「8」でストップした。

 ふたりが同大会で対決したのは3度だったが、シルステアは3連敗(通算1勝6敗)を喫した。両者は2020年3回戦(6-3 2-6 7-6(7))と2023年準々決勝(6-0 6-3)でプレーし、いずれもムチョバが勝っていた。

「最初から最後までクレイジーな試合だった。どうやって勝ったのか自分でもわからないけど、何とかやり遂げた。ポジティブな姿勢を維持しようと心掛けたけど、今日はほとんどの時間帯でネガティブだったと思う」とムチョバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「これからアイスバスに入るわ。とにかく靴を脱いで少し座り、今ここで起きたことを少し考える必要がある…」

 ここ2年連続で4強入りしているムチョバは次のラウンドで、エバ・リス(ドイツ)が4-6 0-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった自国の後輩で第21シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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