ジョコビッチが腰を負傷もノリーを4セットで退け4回戦へ「僕は相変わらず若くて強い」 [USオープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-7(4) 6-2 6-3で振りきりベスト16に進出した。

 ほぼ完璧なサービスゲームを展開して第1セットを先取したジョコビッチはタイブレークの末に第2セットを取り返されると第3セット第1ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、そこから5ゲームを連取して主導権を握ると2時間50分で勝利を決めた。

 第1セット終盤にネット際で頭上後方に飛んできたボールに反応したときに不自然な動きをして背中か腰を痛めた様子のジョコビッチは5-4のチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取ってコートを離れ、第2セット序盤にも治療を受けながらプレーしたが大きな問題はなく無事に試合を終えた。

 試合後のオンコートインタビューでケガの具合について聞かれたジョコビッチは、「大丈夫だ。誰にでもアップダウンはあるからね。このインタビューを観ているライバルたちにあまり知られたくないんだ」と答えた。

「問題ないよ。僕は相変わらず若くて強い。ここはニューヨークだ。例え体に何かを感じても、このコートで感じるエネルギーがそれを凌駕してしまうんだ」

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ四大大会シングルス最多記録となる24回の優勝を誇るジョコビッチだが、2年前の同大会を最後にタイトルから遠ざかっている。

 2年ぶり5度目の全米制覇を目指すジョコビッチは次のラウンドで、第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-4 6-3 7-6(7)で破って勝ち上がった予選勝者のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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