アニシモワがウインブルドン決勝で惨敗したシフィオンテクに対する準々決勝へ「再戦するチャンスが貰えて本当にうれしい」 [USオープン]

2025-09-02

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アニシモワがウインブルドン決勝で惨敗したシフィオンテクに対する準々決勝へ「再戦するチャンスが貰えて本当にうれしい」 [USオープン]

テニスマガジン編集部

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写真は快勝で4回戦を突破したアマンダ・アニシモワ（アメリカ）（Getty Images）

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　シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月24日～9月7日／ハードコート）の女子シングルス4回戦で、第8シードのアマンダ・アニシモワ（アメリカ）が第18シードのベアトリス・アダッドマイア（ブラジル）を6-0 6-3で退けベスト8進出を決めた。

　グランドスラム本戦プレーするのが23回目となるアニシモワが同ラウンドを突破したのは、準優勝を飾った7月のウインブルドンに続いてキャリア4度目（5敗）となる。

　2017年にジュニアの部で優勝した実績を持つ24歳のアニシモワは同大会に2年連続8度目（2016～17年の予選敗退を含む）の出場となるが、無観客で開催された2020年に3回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。

　1ゲームも落とさず第1セットを先取したアニシモワは第2セット1-0から一度だけサービスダウンを喫したが、直後にふたたびリードを奪うと5-3からのレシーブゲームで迎えた3度目のマッチポイントをものにして1時間15分で試合を締めくくった。

　2月にWTA1000大会のドーハでキャリア最大のタイトルを獲得したアニシモワはウインブルドンでは決勝でイガ・シフィオンテク（ポーランド）から1ゲームも奪えず敗れはしたがトップ10デビューを果たし、過去最高のシード順位で四大大会に臨んでいる。

「このコート（アーサー・アッシュ・スタジアム）に戻ってくることができて本当にうれしかった。ここでプレーするのは数年ぶりだけど、素晴らしい雰囲気だわ」とアニシモワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「一度経験してから、私は大きな舞台でプレーするのが大好きになったの。凄くのびのびとプレーできたし、本当に楽しかった。いいパフォーマンスができてとても満足している」

　アニシモワは次のラウンドで、第13シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）を6-3 6-1で破って勝ち上がった第2シードのシフィオンテクと対戦する。

「凄く興奮しているし、楽しみにしている。この段階ではいずれにしても強敵が相手になる。だから彼女（シフィオンテク）と再戦するチャンスが貰えて本当にうれしい」とリベンジのチャンスを手にしたアニシモワは次戦を見据えた。

「あの敗戦から立ち直るのは少し大変だった。あんな経験は初めてだったから。でも何とか乗り越え、ハードコートシーズンでいいスタートを切ることができた。だから今は克服できていると感じているわ」

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写真◎Getty Images

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