前年の準優勝者ペグラが前哨戦の不振を乗り越えキャリア2度目のグランドスラム4強入り「自分のテニスを取り戻すことが目標だった」 [USオープン]

写真はキャリア2度目のグランドスラム4強入りを決めたジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-3で退けベスト4進出を決めた。

 グランドスラム本戦でプレーするのが27回目となるペグラが同ラウンドを突破したのは、昨年の同大会以来でキャリア2度目(6敗)となる。

 2セットとも先にブレークに成功したペグラは各セットで一度ずつサービスダウンを喫したが、第2セット5-3からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間26分で試合を締めくくった。

 7月のウインブルドンで初戦敗退を喫したペグラはハードコートの前哨戦3大会でプレーしたが、2勝しか挙げることができずに本番を迎えている。

「自分でもビックリしたわ。私はいつも自分を信じ、悪循環に陥り過ぎてしまう代わりに最終的に問題を解決していく。基本に戻ってやり直すような感じだったわ」とペグラは試合後に語った。

「シンシナティでマグダ・リネッテ(ポーランド)に厳しい敗戦を喫したあと、この大会に臨むに当たって正しい軌道に戻ることが私たちの目標だった。シンプルに考えて自分のテニスを取り戻すことを目指していたけど、それができたと感じている」

 ペグラは準決勝で、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が膝のケガ理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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