シナーが同胞ムゼッティをストレートで退け準決勝へ「試合が終わって握手すればすべて元通り」 [USオープン]

写真は同胞対決を制して4強入りを決めたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第10シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)との同胞対決を6-1 6-4 6-2で制してベスト4に進出した。

 ファーストサーブからのポイントを91%の高確率で取ったシナーは直面した7度のブレークポイント(第3セットだけで6回)をすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計5度破って2時間で快勝した。

 7月のウインブルドンで初の栄冠に輝いたシナーは、四大大会での連勝を「12」に伸ばした。

「僕たちは同じ国の出身だからお互いをよく知り合っている。デビスカップでは一緒に戦う中でもあるけど、試合では友情を一旦切り離さなければならない。でも試合が終わって握手すればすべて元通りだ」とシナーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「素晴らしいパフォーマンスだったし、非常に安定したプレーができた。特に立ち上がりが本当によかった」

 ディフェンディング・チャンピオンのシナーは次のラウンドで、第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を4-6 7-6(7) 7-5 7-6(4)で破って勝ち上がった第25シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。

 ふたりは過去3戦してオジェ アリアシムが2022年に2勝しているが、先月のシンシナティ準々決勝ではシナーが6-0 6-2で完勝している。

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写真◎Getty Images

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