オジェ アリアシムが2021年大会以来となるキャリア2度目のグランドスラム4強入り、デミノーは準々決勝の壁を破れず [USオープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第25シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を4-6 7-6(7) 7-5 7-6(4)で倒し、四大大会でキャリア2度目のベスト4進出を果たした。

 3-3からサービスダウンを喫して第1セットを落としたオジェ アリアシムは2-3からブレークバックに成功するとタイブレークの末に第2セットを取り返し、接戦の末に続く2セットを連取して4時間10分で勝利をもぎ取った。

 同大会に9年連続出場(2017年の予選敗退を含む)となる25歳のオジェ アリアシムは、2021年に準決勝まで勝ち進んでグランドスラム自己最高成績をマーク。第19シードで臨んだ昨年は、1回戦でヤクブ・メンシク(チェコ)に2-6 4-6 2-6で敗れていた。

 今シーズンのオジェ アリアシムは1月のアデレード(ATP250/ハードコート)と2月のモンペリエ(ATP250/室寧ハードコート)でタイトルを獲得し、29勝18敗(ツアーレベル)の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でオジェ アリアシムは、デミノーとの対戦成績(ツアーレベル)を3勝1敗とした。屋外ハードコートでは2022年8月にシンシナティ(ATP1000)の2回戦で顔を合わせ、オジェ アリアシムが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのオジェ アリアシムは1回戦でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のビリー・ハリス(イギリス)を6-4 7-6(8) 6-4で、2回戦でロマン・サフィウリン(ロシア)を6-1 7-6(4) 7-6(5)で、3回戦で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を4-6 7-6(7) 6-4 6-4で、4回戦では第15シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5 6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 オジェ アリアシムは準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第10シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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