テニス解剖学 第2版 -新スポーツ解剖学シリーズ- (ポール・ローテルト著、マーク・コバクス著、佐藤文平 訳・監訳)発売

テニス解剖学 第2版
テニスの筋力、スピード、パワー、
動きのスキルを理解して高め、
パフォーマンスアップに導く、
詳しい解説とイラストレーション

B5判、240ページ、定価(本体価格2500円+税)、ベースボール・マガジン社
解説
『テニス解剖学』第2版は、テニス上達、そしてテニスのトーナメントを勝ち抜くのに必要な「筋力」「スピード」「パワー」「柔軟性」といった身体能力を総合的に鍛えるため、スポーツ科学の研究に基づいた、計画的かつ効果的なトレーニング・プログラムを紹介。
運動連鎖(キネティックチェーン)に沿った論理的な順序でエクササイズを並べて章構成し、テニスコンディショニングに関しても、本書が包括的に図解にすぐれたリソースであり続けるために、ムーブメント・トレーニングと傷害の予防にも重点を置いた内容となっている。
各章テキストは、イラストに示した解剖学的構造の機能的な役割について詳しく解説。各エクササイズに添えられた解剖学的イラストは、カラーコード化(色の濃淡で示す)して、主働筋・協働筋・結合組織がひと目でわかるようになっている。同時に、テニスのテクニックの内面を明示して、身体構造と機能、具体的な筋肉の収縮をテニスのプレーと結びつけ、視覚的かつ正確に知ることができる。


読者対象は、ジュニアプレーヤーから学生プレーヤー、プロ、さらに一般・シニアプレーヤーまで、あらゆる年齢とレベルの競技者。さらに、テニスコーチ、ストレングス&コンディショニングの専門家、理学療法士、医療関係者、パーソナルトレーナーといった、テニスプレーヤーに関わる方々にとっても、効果的なエクササイズの選択、テニスのバイオメカニクス(動作分析)と生理学に関する理解を深めるための非常に有用な一冊になるだろう。
目次
第1章 テニスを成功に導くトレーニング
第2章 コート上での動き
第3章 下肢
第4章 体幹と胴体
第5章 体幹の回旋動作とその強化
第6章 肩関節周囲
第7章 背部
第8章 胸部
第9章 腕と手首
第10章 リカバリー
第11章 テニスにおけるケガ(傷害・障害)
テニスの書籍一覧
新スポーツ解剖学シリーズ
ランニング解剖学 第2版
サイクリング解剖学 第2版
ダンス解剖学 第2版
著者紹介
E・ポール・ローテルト(E. Paul Roetert, PhD)
スポーツ科学の分野で豊富な経験を持ち、現在は全米大学体育協会(NCAA)のスポーツ科学研究所にて教育・戦略担当ディレクターを務めている。これまでに、全米健康・体育教育協会(SHAPE America)の最高経営責任者、全米テニス協会(USTA)のプレーヤー育成プログラムのマネージング・ディレクター、USオープン・ジュニアの大会ディレクターなどを歴任。
テニスやコーチング教育、スポーツ科学に関する講演を世界中で行い、著書は5冊以上、書籍の章の執筆は25本を超え、学術論文は100本以上にのぼる。プロフェッショナル・テニス・レジストリー(PTR)の名誉プロフェッショナルであり、2005年には全米プロテニス協会(USPTA)のマスター・プロフェッショナル資格を取得。国際テニス連盟(ITF)のコーチング教育プログラムにも継続的に貢献している。2002年には国際テニス殿堂より教育功労賞、2017年には全米コーチング・エクセレンス・センターよりコーチ育成レガシー賞を受賞。スポーツ医学の権威であるアメリカ・スポーツ医学会(ACSM)のフェローであり、コネチカット大学にてバイオメカニクスの博士号を取得している。
マーク・コバクス(Mark Kovacs, PhD, CSCS,D)
フィットネス、健康、栄養、スポーツ、パフォーマンスの各分野を横断するヒューマン・パフォーマンスの専門家。現在は、科学に基づいた人間パフォーマンス最適化を目指す「コバクス・インスティテュート」の最高経営責任者、国際テニス・パフォーマンス協会(ITPA)のエグゼクティブ・ディレクターを務めている。かつてはゲータレード・スポーツ科学研究所のディレクターやペプシコの研究・イノベーション部門の幹部も務めた。
現役時代は全米大学体育協会(NCAA)のテニスチャンピオンであり、USTAにおいてスポーツ科学、ストレングス&コンディショニング、コーチング教育部門を統括。20年以上にわたりエリート・テニス界に携わり、U.S.サッカー、ATP、WTA、ITFなどの一流団体にも専門サービスを提供している。ACSMのフェローであり、2011年には国際テニス殿堂より教育功労賞を受賞。アラバマ大学にて運動生理学の博士号を取得している。
翻訳者紹介
訳・監訳者
佐藤文平(さとう・ぶんぺい)
元プロテニスプレーヤー。2006年全日本学生選手権(インカレ)優勝、2013年全日本テニス選手権ダブルス優勝などの実績を持ち、2012年にはATPワールドチームカップに日本代表として出場。引退後はテニスの動作解析を中心にスポーツ科学の研究を行い、日本体育大学で博士号(体育科学)を取得。現在は教育・研究に加え、著作や解説など幅広く活動している。2024年よりThe University of Queensland, School of Human Movement & Nutrition Sciences 在外研究員。明治大学理工学部総合文化教室准教授、Ph.D.(体育科学)。主な著書・翻訳書に『テニス上達へ導く理論&メカニズム 必勝メソッドの理解と実践』(メイツ出版)、『実践テニス英語』(英光社)などがある。
担当:第1章、第2章、第9章、第10章、第11章、第12章、索引
分担訳者
山口寛基(やまぐち・ひろき)
同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程 修士(スポーツ健康科学)
担当:第3章、第4章、第5章
佐藤周平(さとう・しゅうへい)
仙台大学体育学部准教授 修士(体育学)、同大学テニス部監督
担当:第6章、第7章、第8章
Pick up
-
PR | 2025-11-12
「多面的支援を力に 」-----ノアインドアステージ所属の市川泰誠選手が 全日本選手権で準優勝
10月5日から12日まで開催された全日本選手権で、ノアインド
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2025-09-09
テニス解剖学 第2版 -新スポーツ解剖学シリーズ- (ポール・ローテルト著、マーク・コバクス著、佐藤文平 訳・監訳)発売
テニス解剖学 第2版テニスの筋力、スピード、パワー、動きのス
-
2025-07-04
子どもがテニスを始めたら読む本〈10人の賢者に聞いた86の習慣〉(秋山英宏 著)
この本の主人公はテニスを始めたばかりの子を持つおとうさん、お
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
Related
Pick up
-
PR | 2025-11-12
「多面的支援を力に 」-----ノアインドアステージ所属の市川泰誠選手が 全日本選手権で準優勝
10月5日から12日まで開催された全日本選手権で、ノアインド
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2025-09-09
テニス解剖学 第2版 -新スポーツ解剖学シリーズ- (ポール・ローテルト著、マーク・コバクス著、佐藤文平 訳・監訳)発売
テニス解剖学 第2版テニスの筋力、スピード、パワー、動きのス
-
2025-07-04
子どもがテニスを始めたら読む本〈10人の賢者に聞いた86の習慣〉(秋山英宏 著)
この本の主人公はテニスを始めたばかりの子を持つおとうさん、お
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
人気記事
新着記事
シェア
部員登録
メニュー
