昨年覇者のジェン・チンウェンが出場表明 [東レPPOテニス]

写真は右がベリンダ・ベンチッチ、中央がジェン・チンウェン、左上がディアナ・シュナイダー、左下が内島萌夏(Getty Images)


 国内最高峰女子テニストーナメント「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2025(以下東レPPO)」(WTA500/10月18日〜26日/有明コロシアム)に、2024年大会覇者で、同年開催のパリ・オリンピック金メダリストであるジェン・チンウェン(中国)と、2021年開催の東京オリンピック金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、現在世界ランキング19位のディアナ・シュナイダー(ロシア)、さらに日本勢から、グランドスラムで勝利するなど活躍を見せている内島萌夏が出場を表明した。世界の頂点を取ったメダリストなど、女子テニス界トップクラスの選手がまもなく東京にやって来る。

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選手紹介
※4選手の世界ランキングは2025年9月8日付

ジェン・チンウェン(中国)9位

 昨年のパリ・オリンピックでの活躍は記憶に新しく、オリンピックの長い歴史の中でも中国勢初のシングルス金メダリストという功績は、多くのファンを感動させた。また、同年の4大大会の一つ、オーストラリアン・オープンにおいても、自身初となる決勝進出を果たし、準優勝している。今年の東レPPOでは、大会連覇がかかる彼女のプレーにぜひご注目を。

ベリンダ・ベンチッチ(スイス)17位

 2021年の東京オリンピックで金メダリストに輝き、その実力を証明。日本でも大きく注目を集めた。昨年4月には第1子を出産し、半年後の10月に復帰。その後、わずか4ヵ月後の今年2月にはムバダラ・アブダビ・オープンで優勝を飾り、瞬く間に第一線に戻ってきた。復帰後初となる東レPPOでのプレー姿は、今大会の見どころの一つだ。

ディアナ・シュナイダー(ロシア)19位

 2023年5月にプロへ転向。2年目となる昨年にはシングルス4勝を果たし、異なる3つのサーフェスで優勝という快挙を達成した。今年度においてもモンテレイ・オープンで優勝している。さらに、ダブルスでもランキング10位と調子を上げ、上位に就けている。WTAツアー決勝での勝率が高く、過去5回中4回で勝利し、優勝を遂げている。今大会でも彼女の勝負強さは必見だ。

内島萌夏(日本)93位

 プロ転向後はさまざまな大会で経験を積み、今年のマドリード・オープンでは、当時3位のジェシカ・ペグラ(アメリカ)を破るなど、快進撃を遂げ、ベスト8進出を果たした。また、オーストラリアン・オープン、USオープンでも格上相手に本戦で勝利。直近のUSオープンでの3時間を超える試合は、大きく注目を集めた。着実に実績を残している彼女は、今大会にも出場予定。日本テニス界の次世代を代表する選手として期待されている選手の一人。

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