ビリージーンキングカップ代表を離脱し出場のラドゥカヌが1日遅れの初戦に勝利「ここ3日間ずっとこの試合をプレーしていたような気がする」 [韓国オープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「韓国オープンテニス選手権」(WTA500/韓国・ソウル/9月15~21日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第8シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-3 6-4で退け1日遅れで大会をスタートした。

 この試合は前日に行われる予定だったが、雨により延期となっていた。2021年USオープン優勝者のラドゥカヌは中国・深圳で開催されているビリージーンキングカップ・ファイナルズのイギリス代表にノミネートされていたが、出場を取り消して今大会のワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った。

 1-3から5ゲームを連取して第1セットを先取したラドゥカヌは第2セット0-2と1-3からブレークバックに成功し、3-4から最後の3ゲームを連取して2時間2分で勝利を決めた。

「簡単ではなかった。ここ3日間ずっとこの試合をプレーしていたような気がする。長い待ち時間があったけど勝つことができたし、勝ち方にも凄く満足している」とラドゥカヌは試合後のオンコートインタビューで語った。

「非常にスローで厳しいコンディションだから、ラリーが長くてポイントが長くなる。何とか勝ち進めてよかったわ」

 ラドゥカヌは次のラウンドで、前日に予選勝者のタチアナ・プロゾロワ(ロシア)を6-1 6-2で破って勝ち上がったバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのクララ・タウソン(デンマーク)と19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)が8強入りを決め、第5シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)&ディフェンディング・チャンピオンで第6シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)&スーザン・ラメンズ(オランダ)&ソラナ・シルステア(ルーマニア)は2回戦に駒を進めた。

 タウソンがエバ・リス(ドイツ)を6-2 7-6(4)で振りきり、ジョイントは第7シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-3 6-1で倒してシードダウンを演じ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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