タイトル防衛を目指すガウフがストレート勝利で初戦をクリア「戻ってくることができて本当にうれしい」 [チャイナ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)がカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-4 6-0で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ディフェンディング・チャンピオンのガウフはこれが大坂なおみ(フリー)に3-6 2-6で敗れたUSオープン4回戦以来の試合だった。

 第2ゲームで4つのブレークポイントをセーブしたガウフは3-3から相手のサービスゲームを破った直後に0-40のピンチを凌いだ末にキープし、最終的に第1セット5-4から最後の7ゲームを連取して1時間42分で勝利を決めた。

「自分のプレーには満足している。序盤に相手はいいプレーをしたし、私はコンディションに慣れようとしていた。でも全体的にはいい試合だったと思う」とガウフは試合を振り返った。

「北京に戻ってくることができて本当にうれしい。昨年は素晴らしい思い出がたくさんできたから、今年もここでいいことがあるよう願っている」

 ガウフは次のラウンドで、マリア・サカーリ(ギリシャ)を6-2 6-0で破って勝ち上がった第25シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。

 この日プレーしたガウフ以外のトップ10プレーヤーは第3シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第8シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第13シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第15シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第18シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第24シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第27シードのソフィア・ケニン(アメリカ)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、エバ・リス(ドイツ)、予選勝者のプリシラ・ホン(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャン・シューアイ(中国)が3回戦に駒を進めた。

 第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第20シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第22シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第31シードのワン・シンユー(中国)、第32シードのイバ・ヨビッチ(アメリカ)、第33シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)はそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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