1回戦で左足首を痛めたアルカラスがフリッツを倒して初来日初優勝 [木下グループジャパンオープン]

写真は初来日初優勝を飾ったカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 国内唯一のATPツアー公式戦「木下グループジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月24~30日/賞金総額222万6470ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が2022年大会チャンピオンで第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。

 今回が初来日だった22歳のアルカラスがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、4週間前のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて通算24回目(今季8勝目、準優勝通算7回)となる。

 4-4から6度目のブレークポイントをものにして第1セットを先取したアルカラスは第2セット5-2から唯一のサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをきっちりキープして1時間33分で勝利を決めた。

 フリッツは前週のレーバー・カップ(アメリカ・サンフランシスコ/室内ハードコート)でアルカラスに6-3 6-2で勝っていたが、ATPポイントがかかる試合では3戦全敗となった。

 今大会でのアルカラスは1回戦で左足首を痛めながらもセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-4 6-2で退け、2回戦でジズー・ベレキス(ベルギー)を6-4 6-3で、準々決勝でブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-2 6-4で、準決勝では第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を3-6 6-3 6-4で破って9大会連続となる決勝進出を決めていた。

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写真◎Getty Images

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