シナーがデミノーをフルセットで退け3年連続決勝進出「互角の戦いだった」 [チャイナ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月25日~10月1日/賞金総額401万6050ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 4-6 6-2で振りきり2年ぶりの優勝に王手をかけた。

 第6ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したシナーは4-5から唯一のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットで4-0とリードを奪うと残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間20分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれがを11回目(2019年Next Gen ATPファイナルズを含む)の対決だったが、デミノーは2セット目を奪ったものの11連敗を喫した。

「レベルは非常に高かったと感じた。素晴らしいラリーが何度もあり、お互いに絶好のチャンスがあった」とシナーは試合を振り返った。

「第3セットで僕はレベルを上げようとして、早い段階でブレークして自信を持ってサービスゲームをプレーすることができた。今日の試合には凄く満足している。彼(デミノー)に対するいつもの試合と違って互角の戦いだった」

 シナーは3年連続となる決勝で、第8シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が7-5 5-7 0-4とリードされた時点で棄権したため初のツアー決勝進出を決めた19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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