シナーが19歳ティエンの挑戦をストレートで退け2年ぶりの優勝「ここは僕にとって特別な場所」 [チャイナ・オープン]

写真は2年ぶりの優勝を飾ったヤニク・シナー(イタリア/右から2人目)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月25日~10月1日/賞金総額401万6050ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)を6-2 6-2で退け2年ぶりの優勝を飾った。

 24歳のシナーがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、7月のウインブルドン以来で通算21回目(今季3勝目、準優勝通算9回)となる。シナーはノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)に続き、同大会で2度以上チャンピオンに輝いた3人目の選手となった。

 試合を通して10本のサービスエースを決めたシナーは第2セットで直面した2度のブレークポイントをいずれもセーブし、各セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間12分で快勝した。

「ここは僕にとって非常に特別な場所だ。僕のことを理解して協力してくれているチームに感謝したい」とシナーは表彰式のスピーチで話した。

「僕たちは更に成長しようとこれからも努力を続けていく。シーズンの残りがどうなるか楽しみだけど、このトロフィーを皆と分かち合えるのが凄くうれしい」

 先に行われたダブルス決勝では第3シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)がカレン・ハチャノフ/アンドレイ・ルブレフ(ともにロシア)を4-6 6-3 [10-8]で倒し、1月のオーストラリアン・オープン以来となる今季2勝目を挙げた。


男子ダブルス優勝のハリ・ヘリオバーラ(フィンランド/右)とヘンリー・パッテン(イギリス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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