西岡良仁がシードダウンを演じて3回戦へ、ルブレフは中国で3大会連続初戦敗退 [ロレックス上海マスターズ]

写真はUSオープンでの西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月1~12日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、西岡良仁(ミキハウス)が第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に2-6 6-1 6-4で逆転勝利をおさめた。

 2-2から2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落とした西岡は1-1から5ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット3-3から3度目のブレークに成功して1時間47分で競り勝った。

 同大会に3年連続5度目の出場となる29歳の西岡は、予選2試合を勝ち抜き3度目の本戦入り。ダイレクトインだった昨年は、ジョウ・イー(中国)に対する1回戦を第1セット途中(西岡から4-2)で背中のケガを理由に棄権していた。

 この結果で西岡は、ルブレフとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。直近では2023年10月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、ルブレフが6-4 6-3で勝っていた。

 ルブレフは4回戦でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に5-7 3-6 4-6で敗れたUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコートのあと中国で3大会(杭州、北京、上海)プレーしたが、シングルスはすべて初戦敗退に終わった。

 今大会での西岡は1回戦でアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-1 6-2で破り、7月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)以来となるツアー本戦勝利を挙げていた。

 シードダウンを演じた西岡は次のラウンドで、ジャウメ・ムナール(スペイン)と対戦する。ムナールは前日に行われた2回戦で、第22シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)を7-5 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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