ムチョバが同郷の友人ボンドルソバに対する初戦にストレート勝利「できれば1回戦で当たりたくなかった」 [寧波オープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)



 WTAツアー公式戦「AUX寧波オープン」(WTA500/中国・浙江省寧波/10月13~19日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)がマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)との同胞対決を6-4 6-3で制して大会をスタートした。

 ボンドルソバは9月のUSオープンで8強入りしたが膝を負傷してアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に対する準々決勝を棄権しており、これが1ヵ月以上ぶりの復帰戦だった。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したムチョバは第2セット2-1から一度だけサービスダウンを喫したが、直ぐにリードを奪うと5-3からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間31分で勝利を決めた。

 ともにキャリアを通して多くのケガに苦しんできたふたりは同じプラハ出身の友人同士で同じクラブのメンバーでもあり、現地では一緒に練習をしていたが1回戦で対決することになってしまった。

「できれば1回戦で当たりたくなかった。彼女(ボンドルソバ)の幸運を祈っている」とムチョバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女はケガしていたから私が有利だったし、それを活かすことができた。彼女は素晴らしい選手で才能も抜群だから、2セットで勝つことができて本当にうれしいわ」

 ムチョバは次のラウンドで、前日にワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したワン・シユ(中国)を7-5 6-3で破って勝ち上がった第7シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ワイルドカードで出場したユアン・ユエ(中国)、予選勝者のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、ワイルドカードを受け取ったジュ・リン(中国)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのクララ・タウソン(デンマーク)はトムヤノビッチに6-1 6-7(4) 3-6で逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。

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写真◎Getty Images

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