ファン デ ザンツフープが第7シードのフォンセカを倒して4大会ぶりのツアー本戦勝利「サービスが信じられないほどよかった」 [ヨーロピアン・オープン]

写真はボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバFORTISヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・ブリュッセル/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのジョアン・フォンセカ(ブラジル)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)に5-7 6-7(2)で競り負けた。

 3-4からブレークバックに成功したファン デ ザンツフープは6-5からふたたび相手のサービスゲームを破って第1セットを先取し、第2セットでも3-5から挽回した末にもつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間2分で勝利を決めた。

 8月のウィンストンセーラムで準優勝したあと9月に北京の予選で1勝しただけだったファン デ ザンツフープは15本のサービスエースを含む32本のウィナーを決め、ツアー本戦で4大会ぶりの勝ち星を挙げた。

「本当にいい試合ができた。サービスが信じられないほどよかったし、いいリターンができた場面もあった。この試合に勝つためのカギになったのは、多くの重要な場面で集中力を維持することだった」とファン デ ザンツフープは試合を振り返った。

「今週から新しいコーチとの関係をスタートしたんだ。何週間か一緒に練習したけど、大会に参加するのはこれが初めてだ。凄く楽しんでいるよ。今年はそうじゃなかったけど、今週は楽しんでいるからいい感じだ」

 シードダウンを演じたファン デ ザンツフープは次のラウンドで、ペドロ・マルチネス(スペイン)を6-4 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のエリオット・スピジーリ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)、フランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のヴァランタン・ロワイエ(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したラファエル・コリニョン(ベルギー)、予選勝者のジル アルノー・バイリー(ベルギー)が2回戦に駒を進めた。

 第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)はロワイエに2-6 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

 本戦は月曜日から始まっており、前日のシングルスではバンジャマン・ボンジ(フランス)とマルコス・ギロン(アメリカ)がともにストレートで初戦を突破していた。

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写真◎Getty Images

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