2022年大会優勝者オジェ アリアシムが第3セットのタイブレークを制して準々決勝へ「とにかくファイトして乗り越えるしかなかった」 [ヨーロピアン・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバFORTISヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・ブリュッセル/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に7-6(3) 4-6 7-6(5)で競り勝った。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、オジェ アリアシムはこの試合が初戦だった。同大会に2年連続4度目(2018年の予選敗退を含む)の出場なる25歳のオジェ アリアシムは、アントワープで開催されていた2022年にタイトルを獲得した実績を持っている。

 タイブレークの末に第1セットを先取したオジェ アリアシムはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット5-4からのレシーブゲームで3つのマッチポイントを凌がれた末にふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた4度目のチャンスをものにして2時間53分で辛勝した。

「気分はいいし、勝って試合を終えたから更によくなった」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「いろんな理由で厳しい1日だったけど、とにかくファイトして乗り越えるしかなかった。約3時間のバトルだったけど、凄く楽しかったよ」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を7-5 6-0で破って勝ち上がった予選勝者のエリオット・スピジーリ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を7-6(3) 7-5で退け、第5シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)は第1セット5-7で落とした予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)が第2セット開始直後に右肩のケガを理由に棄権したため勝利が決まり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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