大阪で左脚を負傷した大坂なおみが2019年に優勝した東レPPOを欠場

写真はチャイナ・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月20日~26日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)が公式サイトを更新し、大坂なおみ(フリー)がケガを理由に欠場したためジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)が本戦に繰り上がったと発表した。

 3年ぶりに出場予定だった28歳の大坂は現在開催中の木下グループジャパンオープン(WTA250/大阪府大阪市・モリタテニスセンターうつぼ/ハードコート)の女子シングルス2回戦で左脚を負傷し、前日に行われる予定だった準々決勝を棄権していた。

 大坂は同大会に過去8度(2013~14年の予選敗退を含む)出場して3度(2016年、18~19年)決勝に進出し、大阪で開催された2019年にタイトルを獲得した。前回プレーした2022年は僅か14分で相手の途中棄権により初戦を突破したが、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に対する2回戦を腹痛のため棄権していた。

 夏の北米ハードコートシーズン3大会でプレーした元世界ナンバーワンの大坂はWTA1000シリーズのモントリオールで準優勝を飾ったあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク)で4強入りしてトップ20復帰を果たし、現在は世界ランク16位に付けている。

 同大会ではこの日までにジェシカ・ペグラ(アメリカ)&ディフェンディング・チャンピオンのジェン・チンウェン(中国)&エマ・ナバーロ(アメリカ)&エリース・メルテンス(ベルギー)&ダリア・カサキナ(オーストラリア)&エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が出場を取り消しており、リンダ・ノスコバ(チェコ)&ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)&アンナ・カリンスカヤ(ロシア)&ワン・シンユー(中国)に加え、ラドゥカヌに代わりにワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った園部八奏(IMG)が本戦入りしている。

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写真◎Getty Images

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