6年ぶりに参戦したフェルナンデスが18歳の新鋭バレントバを倒して大会初優勝 [木下グループジャパンオープン]

写真はチャイナ・オープンでのレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 国内開催のWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープン」(大阪府大阪市・モリタテニスセンターうつぼ/本戦10月13~19日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)が予選から勝ち上がってきた18歳のテレサ・バレントバ(チェコ)を6-0 5-7 6-3で振りきり大会初優勝を飾った。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したフェルナンデスは競り合いの末に第2セットを取り返されたが、第3セット4-2からブレークバックを許したあと続く2ゲームを連取して試合時間は2時間11分で勝利を決めた。

 23歳のフェルナンデスがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、7月のワシントンDC(WTA500/ハードコート)以来でキャリア5度目(シングルスのみ、準優勝3回)となる。

 両者は今回が初顔合わせ。フェルナンデスは広島で開催された2019年の同大会で一度プレーしていたが、予選2試合を勝ち抜いたあと1回戦で日比野菜緒(ブラス)に7-6(2) 6-7(5) 5-7で惜敗していた。

 今大会でのフェルナンデスは1回戦でヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-2 7-5で、2回戦で予選勝者のダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を6-1 6-4で、準々決勝でレベッカ・スランコバ(スロバキア)を7-6(2) 6-3で、準決勝ではソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-1 2-6 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 昨年の全仏ジュニアでは単複2冠に輝いたバレントバはWTA125大会で2勝を挙げているが、WTAツアーでは7月のプラハ(WTA250/ハードコート)で4強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 木下グループジャパンオープンはWTA250に格付けされる大会で、女子シングルス32ドロー&女子ダブルス16ドローで争われる。

大会最終日◎10月19日|試合予定

センターコート

第1試合|女子シングルス決勝

○24レイラ・フェルナンデス(カナダ)[4] 6-0 5-7 6-3 ●11テレサ・バレントバ(チェコ)[Q]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

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写真◎Getty Images

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