2022年大会優勝者オジェ アリアシムがラフェチュカを倒して今季3勝目「2人とも最初から物凄く集中していたと思う」 [ヨーロピアン・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバFORTISヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・ブリュッセル/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第3シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を7-6(2) 6-7(6) 6-2で振りきり、アントワープで開催されていた2022年以来となる2度目の栄冠に輝いた。

 25歳のオジェ アリアシムがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2月のモンペリエ以来でキャリア8度目(今季3勝目、準優勝通算11回)となる。

 競り合いの末に第1セットを先取したオジェ アリアシムはふたたびもつれ込んだ第2セットのタイブレーク6-4から4ポイント連続で落として第2セットを取り返されたが、第3セット2-1から初のブレークに成功すると5-2からのレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして2時間34分で勝利を決めた。

 ラフェチュカは昨年の大会でも決勝でロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に5-7 1-6で敗れており、2年連続準優勝に終わった。

「決勝だからお互いにすべてをかけて全力を尽くす。2人とも最初から物凄く集中していたと思う」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「その先どうなるか誰にもわからないようなレベルの高い2セットだった。でも当然ながら勝ててうれしいよ」

 先に行われたダブルス決勝では、第2シードのクリスチャン・ハリソン/エバン・キング(ともにアメリカ)が第1シードのユーゴ・ニス(モナコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)に7-6(10) 7-6(5)で競り勝ち今季3勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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