ダビドビッチ フォキナを倒した19歳フォンセカがキャリア最大のタイトルを獲得「家族とコーチのおかげ」 [スイス室内]

写真はBNPパリバFORTISヨーロピアン・オープンでのジョアン・フォンセカ(ブラジル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「スイス室内バーゼル」(ATP500/スイス・バーゼル/10月20~26日/賞金総額252万3045ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、19歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3 6-4で倒してキャリア最大のタイトルを獲得した。

 フォンセカがATPツアーで決勝に進出したのは初タイトルを獲得した2月のブエノスアイレス以来で2度だったが、ATP500では昨年2月のリオデジャネイロで8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したフォンセカは第2セットも2-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間25分で勝利を決めた。

「クレイジーだ。この素晴らしい成果を挙げることができたのは家族とコーチのおかげだ」とフォンセカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「両親は僕のことを信じてくれた。大学進学を考えていたとき、両親は僕が選ぶ道を尊重して応援すると言ってくれた。本当に感謝している」

 26歳のダビドビッチ フォキナはこれがキャリア5度目(今季4度目)のツアー決勝だったが、フォンセカのパワーに圧倒されて5連敗を喫した。

 先に行われたダブルス決勝では、第5シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)がアダム・パブラシェク(チェコ)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-2 7-5で退け今季5勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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