エムボコがギブソンに逆転勝利で2回戦へ「ついていくのが大変だった」 [香港オープン]

写真はビクトリア・エムボコ(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「プルデンシャル香港テニスオープン」(WTA250/中国・香港/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのビクトリア・エムボコ(カナダ)がタリア・ギブソン(オーストラリア)に6-7(2) 6-1 6-4で逆転勝利をおさめた。

 自分のサービスゲームで最初の20ポイントを連取したギブソンはタイブレークの末に第1セットを先取したが、1-1から3度連続でブレークして第2セットを取り返したエムボコが第3セット5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間48分で競り勝った。

「タリアが本当に素晴らしいテニスをしていたから、ついていくのは凄く大変だったわ」とエムボコは試合を振り返った。

「でも試合が進むにつれてリズムを掴むことができた。とにかく粘り強くプレーし、できるだけ多くのチャンスを活かしたいと思っていた。今日は勝ててうれしいし、応援してくれた皆さんに感謝している」

 エムボコは次のラウンドで、ケイティ・ブルター(イギリス)が4-6 1-2とリードされた時点で左脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がったアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)と対戦する。

 この日プレーしたエムボコ以外のシード勢は第1シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)&第2シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)&第6シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)&第7シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)&第8シードのエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)が2回戦に駒を進めたが、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)は予選を勝ち上がってきた日本の坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)に2-6 1-6で敗れた。

 そのほかの試合では36歳のジャン・シューアイ(中国)がベロニカ・エルヤベツ(スロベニア)を6-2 6-2で退け、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエウディス・チョン(香港)はスーザン・ラメンス(オランダ)を6-3 6-4で倒してそれぞれ初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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