全仏ジュニア優勝者の17歳タガーがWTAツアー本戦デビューの大会で8強入り [江西オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのリリー・タガー(オーストリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「江西オープン」(WTA250/中国・江西省九江/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した17歳のリリー・タガー(オーストリア)がエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を6-4 6-2で倒してベスト8進出を決めた。

 4-4から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したタガーは第2セット1-0からサービスダウンを喫したが、続く4ゲームを連取して突き放すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間37分でトップ100プレーヤーに対する初勝利を挙げた。

 全仏ジュニア優勝者のタガーはITFツアーでW75大会での2勝を含め3つのタイトルを獲得して世界ランク235位(最高219位)に付けているが、ツアーレベルプレーするのは今大会が初めてとなる。

 タガーは次のラウンドで、同胞のエラ・ザイデル(ドイツ)を3-6 6-0 6-1で破って勝ち上がったタマラ・コルパッチ(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合ではタイトル防衛を目指す第2シードのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)がラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエレナ・プリダンキナ(ロシア)に6-0 4-6 7-5で競り勝ち、第5シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジェン・ウーシュアン(中国)を6-2 6-0で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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