2日遅れで本戦がスタート、3年越しのタイトル防衛を目指すフルビルトバ姉が初戦に勝利 [チェンナイ・オープン]

写真はLEXUSバーミンガム・オープンでのリンダ・フルビルトバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チェンナイ・オープン」(WTA250/インド・タミルナードゥ州チェンナイ/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、リンダ・フルビルトバ(チェコ)が予選勝者のアストリッド・ルー ヤン フン(フランス)を6-2 6-2で退け3年越しのタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 3年ぶりに開催された同大会は雨のため月曜日と火曜日の全試合が中止となり、本戦開始は2日遅れとなった。相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したフルビルトバは第2セット第2ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、0-2から最後の6ゲームを連取して1時間19分で勝利を決めた。

 2022年大会チャンピオンのフルビルトバは次のラウンドで、予選勝者のカロライン・ヴェルナー(ドイツ)を6-4 6-7(5) 6-2で破って勝ち上がった第4シードのジャニス・チェン(インドネシア)と対戦する。

 チェン以外のシード勢は第1シードのゼイネップ・ソンメズ(トルコ)&第3シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)&第7シードのキンバリー・ビレル(オーストラリア)&第9シードのディアン・パリー(フランス)が2回戦に駒を進めたが、第2シードのフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)と第5シードのルチア・ブロンゼッティ(イタリア)は敗れた。

 ジョーンズが予選を勝ち上がってきた日本の山口芽生(フリー)に7-5 0-6 0-1とリードされた時点で体調不良を理由に棄権し、カタジーナ・カバ(ポーランド)はブロンゼッティに6-7(9) 6-0 6-2で逆転勝利をおさめてシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではガーランド・ジョアンナ(台湾)、ランラーナ・タラルディー(タイ)、ポリーナ・イアチェンコ(ロシア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサハジャ・ヤマラパリ(インド)とシュリバリ・バミディパティ(インド)、ストーム・ハンター(オーストラリア)、ワイルドカードを得て参戦した17歳のミア・ポハンコバ(スロバキア)がシングルス初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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