2023年大会優勝者シフィオンテクが開幕戦でキーズに快勝「自分のプレーができた」 [WTAファイナルズ]

写真はセレナ・ウイリアムズ・グループで白星スタートを切ったイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)が開幕し、セレナ・ウイリアムズ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦で第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-2で退け白星スタートを切った。

 立ち上がりから5ゲームを先取して第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット1-0から一度だけサービスダウンを喫したが、直ぐにふたたび突き放すと5-2から2つのブレークポイントを凌いだ末に迎えた3度目のマッチポイントをものにして1時間1分で快勝した。

 これが今季3度目の対決だった2人は1月のオーストラリアン・オープン準決勝でキーズが5-7 6-1 7-6(10-8)で競り勝ち、4月のマドリッド準々決勝ではシフィオンテクが0-6 6-3 6-2で雪辱を果たしていた。

「今日は練習してきたことすべてを発揮し、堅実さとアグレッシブさのバランスを適切に保ちながらプレーすることができた。今日は自分のプレーができて満足している」と2023年大会チャンピオンのシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

 昨シーズンの終盤にウィム・フィセッテ(ベルギー)を新コーチに迎えたシフィオンテクはハードコートでよりアグレッシブにプレーするよう取り組んでおり、金曜日の記者会見では「技術的には速いサーフェスでのプレー、昨シーズンに課題だった速いボールへの対応は間違いなく改善したと感じている」と話していた。

「それにサービスのスピードも向上した。今は確率が常に安定するようにしたいと思っており、それが次の目標よ」

 引き続き行われた同グループの試合では、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第4シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-3 6-1で下して1勝目を挙げた。

 月曜日に行われる第2戦では第2試合でシフィオンテクがルバキナと、3試合ではアニシモワがキーズと対戦する予定になっている。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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