ペグラがラウンドロビン初戦で前年覇者ガウフに勝利「アップダウンの多い試合だった」 [WTAファイナルズ]

写真はステファニー・グラフ・グループで白星スタートを切ったジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の大会2日目に行われたステファニー・グラフ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦で、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)との同胞対決を6-3 6-7(4) 6-2で制して白星スタートを切った。

 5ゲーム連続でサービスダウンが続いたあと5-3から4度目のブレークに成功して第1セットを先取したペグラは競り合いとなった第2セットをタイブレークの末に取り返されたが、第3セット1-2から最後の5ゲームを連取して2時間12分で勝利を決めた。

「非常にアップダウンの多い試合だった。幸運にも勝ち抜くことができた。試合の流れを変えるためにはいくつかのことに気付く必要があった。競い合って戦わなければならなかったけど、うまくできたと思う」とペグラは試合を振り返った。

 先月の北京と武漢でフルセットの8試合を含む10試合をプレーしたあと南フロリダの自宅に戻って2週間ほど過ごしたペグラは、「少しリセットしてリフレッシュした」と話していた。

 今季に何度もサービスの問題に悩まされてきたガウフはこの日も17本のダブルフォールトを犯し、合計9度ブレークを許してしまった。

「今日のサービスに関してはもちろん少しフラストレーションを感じたわ」とガウフは試合後に語った。

「全体的に見て、私にとって厳しい試合だった。ジェス(ペグラ)はいいプレーをしていたし、(ガウフが6-4 7-5で勝った)武漢決勝よりも少し賢くプレーしていたと思う」

 先に行われた同グループの試合では、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第8シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-1で退け1勝目を挙げた。

 火曜日に行われる第2戦では第2試合でガウフがパオリーニと、3試合ではサバレンカがペグラと対戦する予定になっている。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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