シフィオンテクに今季初勝利のルバキナが一番乗りで初の決勝トーナメント進出「第2セットで奮起することができた」 [WTAファイナルズ]

写真は決勝トーナメント進出一番乗りを決めたエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の大会3日目に行われたセレナ・ウイリアムズ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が2023年大会チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に3-6 6-1 6-0で逆転勝利をおさめて2連勝を飾った。

 シフィオンテクは第2ゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したが、第2セットで1-0から初めて相手のサービスゲームを破ったルバキナが最終的に3-1から最後の9ゲームを連取して1時間37分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが今季5度目の対決だったが、連敗を止めたルバキナが通算4勝目(6敗)を挙げた。ルバキナは先月の寧波から負けておらず、連勝を「8」に伸ばした。

「彼女は立ち上がりが非常によく、私は少しもたついてしまったから直ぐにブレークされてしまった。第1セットを落として難しい状況になったけど、第2セットで奮起することができた」とルバキナは試合を振り返った。

「サービスがよくなったし、ポイントごとにいいプレーができたから本当にうれしい。自分のパフォーマンスには凄く満足している」

 続いて行われた同グループの試合では、第4シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が1セットダウンから巻き返して自国の先輩で第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を4-6 6-3 6-2で倒して大会初勝利を挙げた。

 この結果でルバキナの決勝トーナメント進出一番乗りが確定し、グループ2位はシフィオンテクとアニシモワの直接対決で決まることになった。

 水曜日に行われる第3戦では第2試合でルバキナがキーズと、3試合ではシフィオンテクがアニシモワと対戦する予定になっている。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles