フェデラーが日程を選んでいるという示唆に反論 [USオープン]

 世界ランク58位のエバンズに、あなたはより遅い時間に始めたいというリクエストを出したのかと記者が尋ねると、彼はこう答えた。

「僕のようなランキングの選手が、こういったことに口を出す権利があると思うのかい?」

 エバンズは、「いつプレーするかについての発言権を持つ選手は、おそらくこの大会に4人ほどしかいない」と続けた。

「たぶん3人だ」

 率直に言わせてもらえば、この試合がどの日のどの時間にプレーされても結果は変わらなかったことだろう。エバンズはこれでフェデラーとグランドスラム大会で3度対戦したことになるが、そのすべてで負けたばかりでなく、プレーした9セットのすべてを落としている。

「彼はすべてのショットを持っている。すべてのショットを持っている相手と戦うというのは、理想的なことじゃないよ」とエバンスは脱帽した。

 次のラウンドで第15シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦するフェデラーはこの日、その多彩なショットの多くを披露した。

 ジャンプしながら肩の上で打ったスピードのあるボレー、ドロップボレーのウィナー、フォアハンドのパッシングショット、連続21ポイントを奪ったサービス、14度あったブレークポイントの7本をものにしたリターンなど、彼のプレーは観るものを魅了した。

 彼は2回戦の第1セットで17のアンフォーストエラーを犯していたが、この日のエバンズ戦では試合を通して19本にとどめていた。

「何が起きたかなんて、どうせ忘れてしまうんだ。そうやって、ひたすら前に進んでいくんだ」とフェデラーはこの先を見据えた。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 30: Roger Federer of Switzerland returns a shot during his Men's Singles third round match against Daniel Evans of Great Britain on day five of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 30, 2019 in Queens borough of New York City. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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