9月にギリシャ移住のジョコビッチが過去2敗していたタビロから初勝利で初戦突破「試合前はいつも以上に緊張した」 [ATPアテネ]

写真は試合後に握手を交わすノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とアレハンドロ・タビロ(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「VANDA PHARMACEUTICALSヘレニック選手権」(ATP250/ギリシャ・アテネ/11月2~8日/賞金総額76万6715ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がアレハンドロ・タビロ(チリ)を7-6(3) 6-1で退けベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ジョコビッチはこの試合が初戦だった。

 タイブレークの末に第1セットを先取したジョコビッチは第2セット2-1から初のブレークに成功し、最終的に最後の5ゲームを連取して1時間39分で過去2敗していたタビロに対する初勝利を挙げた。

「アテネでのプレーは本当にアットホームな気分になる。家族と数ヵ月前に来たときはワクワクしたよ。ずっとギリシャが好きだったからね」と9月にアテネに移住したジョコビッチは試合後に語った。

「一度も勝ったことがないタビロが相手だったから、試合前はいつも以上に緊張したよ。観客のエネルギーを引き出そうとしていたんだ」

 ジョコビッチは次のラウンドで、予選勝者のエリオット・スピジーリ(アメリカ)を5-7 6-3 6-4で破って勝ち上がった第6シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。

 そのほかの試合ではセバスチャン・コルダ(アメリカ)がダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に4-6 6-3 6-3で逆転勝利をおさめて8強入りを決め、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)&マルコス・ギロン(アメリカ)&予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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