ベレッティーニが8強入り、次は19歳ティエンと初対決「彼はもっとも才能のある選手のひとり」 [モゼール・オープン]

写真は2024年エルステバンク・オープンでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月2~8日/賞金総額59万6035ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を7-6(5) 6-3で退け8強入りを決めた。

 2-1からサービスダウンを喫したベレッティーニはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット4-3から2度目のブレークに成功して1時間21分で試合を締めくくった。

 ベレッティーニは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のモエズ・エチャルギ(チュニジア)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)と対戦する。

「ティエンは現在もっとも才能のある選手のひとりだ。彼は非常にいいプレーをしている。対戦するのは初めてだから、観客の皆さんが楽しんでくれるよう願っている」とベレッティーニは次戦を見据えた。

「ここのサーフェスはかなり速い。今日はベストのテニスができなかったけど、肝心なところでレベルを上げることができた。もしティエンに勝てたら試験には合格だね」

 そのほかの試合ではダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、ラッキールーザーのキリアン・ジャケ(フランス)とビタリー・サチコ(ウクライナ)、予選勝者のクレメン・タブール(フランス)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 1回戦がBYEで免除されていた第3シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は世界ランク222位のサチコに5-7 6-3 5-7で競り負け、初戦でシードダウンを喫した。

 準々決勝ではアルトマイヤーがロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と、ジャケが第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と、サチコはタブールと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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