ルバキナ&クデルメトワ/メルテンスが優勝 [WTAファイナルズ]

写真は女子シングルスで全勝優勝を飾ったエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3 7-6(0)で振りきり栄冠に輝いた。

 26歳のルバキナがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、先月の寧波(WTA500/ハードコート)以来で通算11回目(シングルスのみ、準優勝通算11回)となる。

 試合を通して直面した5度のブレークポイントをすべてセーブしたルバキナは3-2から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取し、第2セット4-5で15-40のピンチを凌いでキープした末にもつれ込んだタイブレークを7ポイント連取で締めくくって1時間47分で勝利を決めた。

 2023年から出場3年目で初めて決勝トーナメントに進出した26歳のルバキナは寧波から負けておらず、連勝を「11」に伸ばした。

 セレナ・ウイリアムズを3勝0敗の首位で通過したルバキナは、前日に行われた準決勝で第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を4-6 6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 先に行われたダブルス決勝では、第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)が第7シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を7-6(4) 6-1で退け3年ぶりの優勝を飾った。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日◎11月8日|試合結果

決勝トーナメント|女子シングルス決勝

○4エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[6] 6-3 7-6(0) ●1アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1]

決勝トーナメント|女子ダブルス決勝

○3ベロニカ・クデルメトワ/エリース・メルテンス(ロシア/ベルギー)[4] 7-6(4) 6-1 ●2ティメア・バボス/ルイーザ・ステファニー(ハンガリー/ブラジル)[8]

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写真◎Getty Images

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