セレナ・ウイリアムズ・グループはルバキナが3戦全勝で首位通過、アニシモワはシフィオンテクとの直接対決に勝って決勝トーナメントへ [WTAファイナルズ]

写真はラウンドロビン3連勝でセレナ・ウイリアムズ・グループ首位通過を決めたエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の大会5日目は、セレナ・ウイリアムズ・グループとマルチナ・ナブラチロワ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦が行われた。

 シングルスは第2試合で第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が棄権した第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に代わって出場した第10シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 6-4で下して3連勝を飾り、準決勝進出をかけた1勝1敗同士の直接対決となった第3試合では第4シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が2023年大会チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に6-7(3) 6-4 6-2で逆転勝利をおさめた。

 ダブルスでは第1試合で第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)が、第4試合では第6シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が勝利をおさめた。

 この結果で両グループの最終順位が確定し、3戦全勝のルバキナ&シェイ/オスタペンコと2勝1敗のアニシモワ&クデルメトワ/メルテンスが決勝トーナメントに駒を進めた。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※[ ]数字はシード順位

大会5日目◎11月5日|試合結果

ラウンドロビン◎女子シングルス|セレナ・ウイリアムズ・グループ

エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[6] 6-4 6-4 ●エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[10]

●イガ・シフィオンテク(ポーランド)[2] 7-6(3) 4-6 2-6 ○アマンダ・アニシモワ(アメリカ)[4]

セレナ・ウイリアムズ・グループ|最終順位

1位 ルバキナ:3勝0敗(セット6-1、ゲーム39-19)
2位 アニシモワ:2勝1敗(セット4-4、ゲーム38-36)
3位 シフィオンテク:1勝2敗(セット4-4、ゲーム32-36)
4位 キーズ:0勝2敗(セット1-4、ゲーム14-28)
5位 アレクサンドロワ:0勝1敗(セット0-2、ゲーム8-12)

ラウンドロビン◎女子ダブルス|マルチナ・ナブラチロワ・グループ

●サラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[1] 3-6 3-6 ○ベロニカ・クデルメトワ/エリース・メルテンス(ロシア/ベルギー)[4]

シェイ・スーウェイ/エレナ・オスタペンコ(台湾/ラトビア)[6] 6-3 6-1 ●エイジア・ムハメッド/デミ・シヒュース(アメリカ/オランダ)[8]

マルチナ・ナブラチロワ・グループ|最終順位

1位 シェイ/オスタペンコ:3勝0敗(セット6-1、ゲーム33-22)
2位 クデルメトワ/メルテンス:2勝1敗(セット5-3、ゲーム36-26)
1位 エラーニ/パオリーニ:1勝2敗(セット2-4、ゲーム25-30)
4位 ムハメッド/シヒュース:0勝3敗(セット1-6、ゲーム21-37)

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写真◎Getty Images

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