USオープンでの進撃のあと、シャポバロフがローマでさらなる勝利を積み上げる [イタリア国際]
予選に出場するのにワイルドカード(主催者推薦枠)を必要とした18歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)は日本の錦織圭(日清食品)を6-3 6-4で退け、夢の疾走を継続させた。彼は2日前、第10シードのスタン・ワウリンカ(スイス)をやはりストレートで倒していたのだ。ムゼッティは1991年のファブリス・サントーロ(フランス)以降で、ローマで3回戦に進出した最年少プレーヤーとなった。
錦織は右肘の手術から復帰を果たしたばかりで、ウイルス検査で陽性となったあとUSオープン出場を断念していた。
パンデミックのために無観客のフォロ・イタリコで、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)は第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とのフルセットマッチを7-6(3) 4-6 6-2で制した。彼は次に、ローマで9度の優勝経験を持つ第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
そのほかの試合では、第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)、キャスパー・ルード(ノルウェー)、予選勝者のドミニク・コプファー(ドイツ)が3回戦に駒を進めた。
第5シードのガエル・モンフィス(フランス)がコプファーに2-6 4-6で、USオープンで8強入りした第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はホルカシュに6-7(6) 6-3 2-6で敗れ、それぞれシードダウンを喫した。(APライター◎アンドリュー・ダンプ/構成◎テニスマガジン)
※写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)
ROME, ITALY - SEPTEMBER 17: Denis Shapovalov of Canada celebrates match point in his round two match against Pedro Martinez of Spain during day four of the Internazionali BNL d'Italia at Foro Italico on September 17, 2020 in Rome, Italy. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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