ムゼッティがフリッツを倒してジョコビッチの待つ準々決勝へ「彼を最大限に追い込む準備はできている」 [オーストラリアン・オープン]

写真は自己最高を更新する8強入りを決めたロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第5シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が第9シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-2 7-5 6-4で退けベスト8進出を決めた。

 グランドスラム本戦でプレーするのが20回目となるムゼッティが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは昨年のUSオープン以来でキャリア4度目(2敗)となり、4大会すべてでクリアした。

 2000年以降に生まれた男子選手でこれを達成しているのは、ヤニク・シナー(イタリア)とカルロス・アルカラス(スペイン)に続いてムゼッティが3人目となる。

 2-2から2度連続でブレークに成功して第1セットを先取したムゼッティは第2セット4-5から5ゲームを連取し、残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間3分で試合を締めくくった。

 フリッツは膝に問題を抱えた状態で今季を迎えたが、この試合ではベストのパフォーマンスを発揮することができなかった。

「テイラーは素晴らしい選手だから凄く誇りに思う。僕たちは何度も戦ってきた。前回のトリノでは彼が勝っていたから、今回は違うメンタリティで臨んだんだ。今日はサービスがかなり機能し、エースの数(フリッツより3本多い13本)では自己最高クラスだったから本当にうれしいよ」とムゼッティは試合後のオンコートインタビューで語った。

「長かった昨シーズンが終わったとき、目標は新年にいいスタートを切ることだった。ここでは2週目まで残ったことがなかったからね。香港で決勝に進出してダブルスでタイトルを獲得し、ここで準々決勝に進出できるなんて夢みたいだよ」

 昨年5月にトップ10デビューしたムゼッティはツアー2勝目を2022年10月のナポリを最後にシングルスのタイトルから遠ざかっており、今季のATPツアー開幕戦のひとつとなる香港ではツアー決勝7連敗目を喫した。

 2019年にジュニアの部で優勝した実績を持つムゼッティは準々決勝で、前日に第16シードのヤクブ・メンシク(チェコ)が腹筋のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がっていた第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 ふたりは過去10戦してムゼッティが勝ったのはクレーコートの2023年モンテカルロ3回戦(ムゼッティが4-6 7-5 6-4で勝利)のみで、ハードコートのグランドスラム大会では初対決となる。

「彼(ジョコビッチ)と同じコートに立てるのは光栄だ。素晴らしい試合をした今日のリズムで幸運が巡ってくるよう願っている」とムゼッティは次戦を見据えた。

「彼を最大限に追い込む準備はできている」

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写真◎Getty Images

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