2セットダウンから挽回して勝利目前だったズベレフが大会史上最長の準決勝でアルカラスに惜敗「僕はすべてを出し尽くした」 [オーストラリアン・オープン]

写真は大会史上最長の準決勝を戦い終えてお互いの健闘を称え合うアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/左)とカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-4 7-6(5) 6-7(3) 6-7(4) 7-5で倒して大会初優勝に望みを繋いだ。

 競り合いながらも最初の2セットを連取したアルカラスは第3セット4-4の場面でケイレンに見舞われタイブレークの末に続く2セットを落としたが、追い詰められた第5セット3-5から最後の4ゲームを連取して5時間27分の死闘を制した。

 第5セットで2-0とリードしたズベレフは合計5つのブレークポイントをセーブして何とかサービスキープを続けたが、徐々に動けるようになっていたアルカラスが6度目のチャンスをものにしたあと6-5からのレシーブゲームで掴んだ最初のマッチポイントを仕留めて競り勝った。

 全豪以外のグランドスラム3大会で合計6勝(2024&25年全仏、2023年&24年ウインブルドン、2022年&25年全米)を挙げているアルカラスは、今大会であと1勝すれば同種目の史上最年少で『生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)』を達成することができる。

 最大の危機を乗り越えたアルカラスは4大会連続8度目のグランドスラム決勝は次のラウンドで、大会3連覇を目指していた第2シードのヤニク・シナー(イタリア)を3-6 6-3 4-6 6-4 6-4で破って勝ち上がった第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 激闘を終えて疲労困憊のズベレフは、「信じられないような戦いだった。僕にとっては残念な結末だったけど、正直に言って僕はすべてを出し尽くした」と大会史上最長の準決勝を振り返った。

「ふたりとも限界までやり遂げたと思う。だから2セットダウンから何とか踏ん張って追いついたことを誇りに思う」

 第1セット4-4から自身のダブルフォールトでブレークを献上してしまったズベレフは相手のミスに付け込んで第2セット3-2から相手のサービスゲームを破ったが、5-3からサービスダウンを喫してチャンスを逃していた。

「第2セットは僕が取るべきだった。特に(5-3からの)サービング・フォー・ザ・セットでいいプレーができなかったのが悔やまれる」とズベレフはターニングポイントを振り返った。

「おかしな話かもしれないけど、第5セットに関してはあまり後悔していないんだ。疲れきった中で必死に食らいついていたからね。でも第2セットを取っていれば1セットオールで、第3セットで彼(アルカラス)が脚をつり始めた。あれが勝敗を分けたよ…」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles