フェデラーがニューヨークで最初のセットを落としたのちに4セットで勝利 [USオープン]
アメリカ・ニューヨークで開幕した「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は“ナガル”という選手に対し、今年のUSオープンでプレーした最初のセットを落とした。
言っておくが、ナダルではない。ナガルだ。
フェデラーは月曜日の夜、予選を勝ち上がった世界ランク190位のスミト・ナガル(インド)に対して自らのスロースタートに苦しんだがそれから挽回し、 4-6 6-1 6-2 6-4で勝利をおさめた。20度もグランドスラム大会を制した男が、どうして墓穴を掘るような事態になったのか?
「ただ忘れるよう努めるよ」とフェデラーはアーサー・アッシュ・スタジアムでのオンコート・インタビューでコメントした。
「粘り強くプレーし、ついていこうとした。僕にとって厳しい第1セットだった。彼はよくやったよ」
その第1セットが終わったとき、フェデラーのゲストボックスの面々をはじめ多くの者たちが信じられないという表情で見守っていた。観客席の人々も、間違いなく家でテレビの前に座っていた人たちも。
「人々は違う結果を期待している」とフェデラーは語った。
「僕自身だってそうだ」
結局のところ、この日の相手はフェデラーがフラッシングメドウで一度も対戦したことがない、そして対戦成績で24勝16敗と自分を上回っているラファエル・ナダル(スペイン)ではない。ナガルはキャリアを通してのツアーレベルの戦績0勝5敗の、フェデラーより勝利数が1224勝も少ない相手なのだ。
スミト・ナガル(インド)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)
「よりよい物語にもなり得たはずだったが…」とナガルは振り返った。彼はこれからイタリア・ジェノバに向かい、ATPワールド・ツアーより格下のチャレンジャー・ツアーのレッドクレーの大会に出場するという。
「もし僕がもう1セットか、それ以上取れていたら…」
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ