前年覇者アンドレエワは3回戦でシニアコバに逆転負け、感情乱しラケット破壊など大荒れ [WTAインディアンウェルズ]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日4~15日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、タイトル防衛を目指していた第8シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に6-4 6-7(5) 3-6で逆転負けを喫した。

 2-4から巻き返して第1セットを先取したアンドレエワは一進一退の第2セットをタイブレークの末に取り返され、第3セット2-2からサービスダウンを喫したシニアコバが続く4ゲームを連取して2時間48分で初の16強入りを決めた。

 第2セットのセットポイントでフォアハンドのドライブボレーをミスしたアンドレエワはラケットをコートに強く投げつけ、拾い上げるとベンチに座る前に地面に叩きつけて破壊した。

 マッチポイントでシニアコバのバックハンドがコードボールになって相手側に落ちるとアンドレエワはネットに向かいながらラケットを放り投げ、握手を済ますとコートを去る際にはスタンドに向かって何かを叫んでいた。

「2人とも向かい風に苦労していた。そちらのサイドでゲームを失い、逆のサイドではゲームを取っていた。彼女が私のフォアハンドに狙ってくると思っていた。それをしっかり返球してラリーに持ち込むことができてよかったわ」とシニアコバは試合後に語った。

「彼女(アンドレエワ)にプレッシャーがかかっているのはわかっていた。私には失うものが何もないし、彼女とは逆の立場だから楽しもうと心掛けていたの」

 シニアコバは次のラウンドで、アシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第9シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では2022&24年大会チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、2023年大会優勝者で第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第13シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、ソネイ・カルテル(イギリス)が勝ち上がり、女子シングルスのベスト16が出揃った。

 カルテルが第15シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に2-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめてシードダウンを演じ、第22シードのエリース・メルテンス(ベルギー)&第26シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)&第28シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)&第32シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)はシード対決でそれぞれ上位選手に敗れた。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)の4回戦ではシフィオンテクがムチョバと、ルバキナがカルテルと、ペグラはベンチッチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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