勝利の瞬間に倒れ込んで起き上がれず、メンシクが死闘の末に初の3回戦進出「最後まで戦い抜けてよかった」 [フレンチ・オープン]

写真は試合後にケイレンで起き上がれなくなったヤクブ・メンシク(チェコ)のもとに歩み寄ったマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第26シードのヤクブ・メンシク(チェコ)がマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)に6-3 2-6 6-4 1-6 7-6(13-11)で競り勝った。

 セットカウント2-1から最終セットに持ち込まれたメンシクはすべてサービスキープで進んだ第5セット5-4からのレシーブゲームで15-40のチャンスをものにできなかったが、もつれ込んだ10ポイントタイブレークで迎えた通算7度目のマッチポイントをものにして4時間41分の死闘に終止符を打った。

 異例の猛暑に見舞われているパリでもっとも暑い時間帯に行われたこの試合は長丁場で消耗戦となったが、100分以上も続いた第5セット終盤にメンシクは疲労とケイレンの兆候でほとんど動けなくなっていた。

 最後のショットを叩き込んだ瞬間にコートに倒れ込んだメンシクはケイレンで起き上がることができず、ナボーネがメンシクのもとに歩み寄って握手を交わした。

「試合とコンディションに向けて万全の準備はできていたと思う。残念ながら第4セット序盤で吐き気もあって電解質ドリンクを飲めなくなったんだ。それがあとで問題を引き起こしたんだと思う」とメンシクは試合後の記者会見で説明した。

「最後まで戦い抜けてよかった。(ケイレンで)ほとんどサービスが打てない状態だったけど、僕は信じ続けていた」

 メンシクは同大会では初となる3回戦で、練習中に足首を負傷したアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)が棄権したため不戦勝で勝ち上がった第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

 ふたりは過去5戦してメンシクが全敗しているが、クレーコートでプレーするのは初めてとなる。

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写真◎Getty Images

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