“華やかな1回戦”セレナとシャラポワがフラッシングメドウで初対戦へ [USオープン]
今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の組み合わせ抽選が行われ、男女シングルスのドローが決まった。
女子では、元世界ランク1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とマリア・シャラポワ(ロシア)がついにフラッシングメドウで対戦することになった。そしてそれは、初戦で実現するのだ。
長く待ちわびられているラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)の対戦は、決勝でのみ起こり得る。しかし過去のUSオープン優勝者で女子テニス最大のスターであるふたりは、1回戦で対戦することになった。
セレナとシャラポワは、他の3つのグランドスラム大会と2012年ロンドン・オリンピックの決勝で対戦していたが、USオープンでは一度も顔を合わせたことがない。
ふたりのツアーでの直接対決ではセレナが19勝2敗の通算成績を誇っており、ここ18対戦連続で勝っている。しかしこの一方的な数字も、月曜日に始まるUSオープン1回戦の目玉試合の周囲に逆巻く熱狂を冷ますことはない。
今大会でのセレナは、グランドスラムでのシングルスのタイトル獲得数で最多記録となる24勝目を狙う挑戦を再開する。
シャラポワはもはや、2006年USオープンで優勝した当時、その2年前のウインブルドン決勝でセレナを破ったときと同じような勢いはないかもしれないが、ニューヨークのファンたちの間でもっとも人気のある選手のひとりであり続けている。
彼女は薬物使用による活動停止処分が解けて復帰したばかりだった2年前にUSオープンからワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、すぐに試合はアーサー・アッシュ・スタジアムのスケジュールに組み込まれた。そこで彼女は第2シードだったシモナ・ハレプ(ルーマニア)に対する番狂わせをやってのけ、USオープンのオフィシャルは続く試合でも彼女をメインコートに入れ続けた。
その結果、ノーシード選手の彼女はそのような特別扱いに値しないと感じた何人かの選手からは不満の声が漏れたほどだったのである。
しかし今回は、そのような問題はないだろう。なぜならセレナ対シャラポワは、アーサー・アッシュ・スタジアム以外は考えられないほど注目の一戦だからだ。
彼女たちは、2016年オーストラリアン・オープンを最後に対戦していない。セレナにとって出産・産休を経ての復帰後初のグランドスラム大会だった昨年のフレンチ・オープン4回戦でふたりは対戦することになっていたが、セレナが胸の筋肉の故障のため棄権を余儀なくされた。
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ