ワイルドカードの期待に応えたディミトロフがツアーレベルのグラスコートでマッチ50勝目「苦しい時期が続いていたけど…」 [マヨルカ選手権]

写真は2025年ウインブルドンでのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「VANDA PHARMACEUTICALSマヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月21~27日/賞金総額61万2620ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がマーク・ポールマンス(オーストラリア)を6-1 7-6(3)で倒してワイルドカード(主催者推薦枠)の期待に応えた。

 10回あった自分のサービスゲームで9ポイントしか落とさず一度もピンチに直面することなくすべてキープしたディミトロフは2度ブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットのタイブレーク3-3から最後の4ポイントを連取して1時間26分でツアーレベルのグラスコートでマッチ50勝目を挙げた。

 昨年のウインブルドンで胸筋を負傷して長期離脱を余儀なくされた35歳のディミトロフは世界ランクを164位まで落としており、フレンチ・オープンの予選で敗れたあと前週にダブリンで開催されたチャレンジャー大会(ベスト8)でグラスコートシーズンをスタートしていた。

「苦しい時期が続いていたけど、今はとてもハッピーだ」とディミトロフは試合後に語った。

「どのサーフェスでも期待値を下げて臨もうと心掛けているけど、今日の第1セットは自分がまだそれなりにいいプレーができるのだということを改めて実感させてくれた。一歩前進できてよかったけど、次のラウンドのことは考え過ぎたくない」

 ディミトロフは次のラウンドで、前日に第6シードのコランタン・ムーテ(フランス)を7-5 6-4で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアブダラ・シェルベイ(ヨルダン)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)&ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)&ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)&ファビアン・マロジャン(ハンガリー)が8強入りを決め、イグナシオ・ブーゼ(ペルー)とヴィート・コプシバ(チェコ)は2回戦に駒を進めた。

 2024年大会チャンピオンで第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)はマロジャンに2-6 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ダルデリとタビロはこの試合が初戦だった。

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写真◎Getty Images

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