前年覇者シナーが2年連続同一カードの準決勝でふたたびジョコビッチにストレート勝利 [ウインブルドン]

写真は2年連続同一カードの準決勝を戦い終えたヤニク・シナー(イタリア/奥)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-4 6-4 6-4で退け大会連覇に王手をかけた。

 ワンブレークずつで2セットを連取したシナーは第3セット2-1で直面した唯一のピンチも凌いでキープし、残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間20分で試合を締めくくった。

 同大会に6年連続7度目の出場となる24歳のシナーは、昨年の大会でタイトルを獲得。2年連続でトップシードとして臨んだ昨年のシナーは初の決勝進出を果たし、カルロス・アルカラス(スペイン)に4-6 6-4 6-4 6-4で勝って初のイタリア人チャンピオンに輝いていた。

 今シーズンのシナーは3月のインディアンウェルズ(ハードコート)からATPマスターズ1000シリーズ5大会連続優勝を果たし、ジョコビッチしか成し遂げていなかった『ゴールデンマスターズ(マスターズ9大会全制覇)』を達成した。

 クレーコートで無敗のままフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に乗り込んだシナーは初戦を突破して連勝を「30」まで伸ばしたが、フアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)に対する2回戦で第3セット5-1とリードしながら体調を崩して6-3 6-2 5-7 1-6 1-6で敗れたあとグラスコートの前哨戦には出場しないで今大会を迎えている。

 ふたりはこれが12回目の対決だったが、1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝(ジョコビッチが3-6 6-3 4-6 6-4 6-4で勝利)で敗れていたシナーが7勝目(5敗)を挙げた。両者は昨年のウインブルドンでも同じラウンドで顔合わせ、シナーが6-3 6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのシナーは1回戦でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を4-6 6-3 6-7(6) 6-2 6-3で、2回戦でヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を7-6(4) 7-6(2) 6-4で、3回戦でジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を6-4 6-3 6-4で、4回戦で予選から勝ち上がってきた日本の望月慎太郎(木下グループ)を6-3 7-6(0) 6-3でで、準々決勝では36歳のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を7-5 7-6(4) 6-3で破って4強入りを決めていた。

 ディフェンディング・チャンピオンのシナーはキャリア7度目のグランドスラム決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)から勝ち上がってきた23歳のアーサー・フェリー(イギリス)を7-6(0) 6-2 6-4で下して勝ち上がった第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

 39歳のジョコビッチはマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているが、2023年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に優勝から遠ざかっている。

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写真◎Getty Images

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