フレンチ・オープン王者ズベレフがグランドスラム2大会連続決勝進出「2つの理由があると思う」 [ウインブルドン]

写真は2大会連続5度目のグランドスラム決勝進出を決めたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク114位で23歳のアーサー・フェリー(イギリス)を7-6(0) 6-2 6-4で退け大会初優勝に王手をかけた。

 グランドスラム準決勝での戦績を5勝7敗としたズベレフは四大大会すべてで決勝進出を果たし、現役選手ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)&ヤニク・シナー(イタリア)&カルロス・アルカラス(スペイン)に続く4人目の偉業を成し遂げた。

 3-1から唯一のサービスダウンを喫したズベレフはタイブレークの末に第1セットを先取し、続く2セットで合計3度ブレークに成功して2時間14分で試合を締めくくった。

 同大会に4年連続10度目の出場となる29歳のズベレフは、3度(2017年、21年、24年)4回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。

「アメージングだ。ウインブルドンはいつも苦戦してきたけど、こうして決勝に進出することができた」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「本当にうれしい。チームと僕に関わってくれた皆のことを誇りに思う。日曜日にもう1試合残っているからそれに集中するよ」

 フレンチ・オープンで悲願のグランドスラム制覇を果たしたズベレフは自国開催のハレでグラスコートシーズンをスタートし、3試合を勝ち抜き4強入りしていた。

 試合後の記者会見でフレンチ・オープンでの優勝で精神的に解放されたことが好影響を及ぼしているのかと聞かれ、ズベレフは「2つの理由があると思う」と答えた。

「まず1つは間違いなく一度勝てば勝ち方がわかるし、また勝てるという自信が湧いてくる。そういう感覚が心の中にあるんだ。2つ目は自分のプレーを磨く努力を重ねてきたということだ。自分のプレーはよくなったと感じている」

 ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングでアルカラスを抜いて2位に浮上したズベレフは2大会連続5度目のグランドスラム決勝で、第7シードのジョコビッチを6-4 6-4 6-4で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第1シードのシナーと対戦する。

 今大会までツアーレベルの戦績が6勝8敗だったフェリーはウインブルドンでも1勝(3敗)しかしたことがなく、グランドスラム全体では2勝4敗だった。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)の選手がベスト4に勝ち残るというオープン化以降で2001年に優勝したゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)以来の快挙を達成したフェリーの快進撃は終わったが、大会後にはトップ50デビュー(36位)することが確定した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles