バドーサの途中棄権でシェリフが2022年10月以来のツアー2勝目「今年のスタートは最悪だったけど…」 [ヤシ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのマヤル・シェリフ(エジプト)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「UniCreditヤシ・オープン」(WTA250/ルーマニア・ヤシ/7月13~19日/賞金総額28万3347ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)が4-6 0-4とリードされた時点で棄権したためマヤル・シェリフ(エジプト)の勝利が決まった。

 この試合は前日に行われる予定だったが、雨により延期となっていた。30歳のシェリフがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、2022年10月のパルマ以来でキャリア2度目(準優勝2回)となる。

 第3ゲームから第7ゲームまでサービスダウンが続いた第1セットをワンブレーク差で先取したシェリフは第2セットも4-0とリードしたが、バドーサがプレー続行を断念したため1時間10分で試合が終了した。

 ふたりはともに前週のWTA125大会(シェリフ:コントレクセビル、バドーサ:バスタッド)を制しており、シェリフが連勝を「10」に伸ばしたのに対してバドーサの連勝は「9」でストップした。

 元世界ランク2位で28歳のバドーサは2024年8月のワシントンDC以来となるキャリア5度目(シングルスのみ)のツアー決勝で初黒星を喫したが、ここ2週間の好成績でUSオープンにダイレクトインできるトップ100への復帰(93位)が確定した。

 表彰式のスピーチでバドーサの健闘を称えたあと、シェリフは「今日のことは残念だけど、1日も早くよくなるよう願っている」と相手を気遣った。

「今年のスタートは最悪だったけど、最終的にキャリア最高と言っていいようなシーズンになるような気がしている。今年はチームの皆で多くのことを乗り越えてきた。ここまでこれたことを誇りに思っている」

 前日に行われたダブルス決勝では、第3シードのアナスタシア・デチュック(チェコ)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)がアリナ・チャラエワ(ロシア)/ジベック・クランバエワ(カザフスタン)に4-6 6-2 [10-5]で逆転勝利をおさめて同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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